全国ご当地お雑煮歌留多

山口

おだし:煮干し
おもち:丸 煮る
レア度:★

レシピ

二人分
エネルギー152kcal 食塩相当量 1.6g (一人当たり)

● 煮干しだし 400g
● 薄口しょうゆ 大さじ1(18g)
● 丸もち 4個(120g)
● カブ 40g
  • ① カブは洗って皮をむき、輪切りにする。
  • ② 鍋に煮干しだしと①を入れ温め、醤油で味を整える。
  • ③ 別途、丸もちを軟らかくなるまで煮る。
  • ④ もちをお椀に盛り、②を加える。

調理のポイント

カブは「円満」を祈願し、輪切りにします。見た目にも、より白さを楽しめます。

お雑煮にまつわる豆知識

山口県のお雑煮は、県内で様々なバリエーションがあります。使われている具材も様々なのでなかなか絞りにくいですが、一番シンプルで見た目の白さも映えるのが、このカブとおもちだけのお雑煮です。

 

カブ

古くからカブは縁起のいい野菜とされてきました。

かつては「頭」のことを「かぶ」と呼んでいたので、武士の間では「頭を目指す」の願いや、「株が上がる」(評判が良くなる)の意味も込められ、食べられてきました。

消化によい栄養素を含むので、おせち料理などのご馳走には、紅白で染めたカブの酢の物が付き物です。

 

 

山口の食文化・ローカルフード

山口県の郷土料理の1つに、岩国ずしがあります。

別名「殿様寿司」と呼ばれる岩国寿司の特徴は、見た目の鮮やかさ。錦糸卵や名物の岩国レンコン、大葉や穴子、椎茸、でんぶなど、色とりどりの具材を使います。

これらと、ほぐした魚の身を混ぜ込んだすし飯を、サンドイッチのように交互に敷きつめ、木の蓋をのせて重石をして仕上げます。作る際には、一度に四~五升つけ込むので、豪快でボリューム満点の料理でもあります。


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