全国ご当地お雑煮歌留多

新潟

おだし:塩鮭・昆布
おもち:角 焼く
レア度:★★

レシピ

二人分
エネルギー271kcal 食塩相当量 2.4g (一人当たり)

● 鮭昆布だし 400ml
● 濃口しょうゆ 大さじ1(18g)
● 大根 30g
● 人参 20g
● 焼き豆腐 50g
● サトイモ 50g
● ほうれん草 30g
● 糸こんにゃく 25g
● 角もち 100g
● 塩鮭 80g
● いくら 10g
  • ① 鮭昆布だしを鍋で温め、濃口しょうゆで味を調える。
  • ② 大根、人参はいちょう切りに、焼き豆腐は一口大に切る。
  • ③ サトイモ、ほうれん草はゆでた後に一口大に切る。
  • ④ 糸こんにゃくはあく抜きをして、食べやすい大きさに切る。
  • ⑤ ①へ、②③④を入れる
  • ⑥ 別途、角もち、塩鮭を焼く。いくらは茹でておく。
  • ⑦ お椀に、焼いた角餅と⑤を入れる。塩鮭といくらを乗せて、盛り付ける。

調理のポイント

⑥の際に、いくらを茹でることで、表面がプニプ二、中がとろーりとした食感になります。

お雑煮にまつわる豆知識

豪雪地帯の新潟県では、正月の為の餅つきや塩鮭つくりなどは単に「晴れの日のごちそう」を作るだけでなく、越冬のための準備でもありました。

鮭といくらの親子雑煮は、新発田市の伝統雑煮です。

 

鮭といくら

新潟県の村上は、平安時代からの伝統ある鮭のまち。江戸時代に米が不作な時ほど、鮭は大量に獲れ、人々を救ったと言われています。

大晦日の夜には「年取り魚」として食卓に出され、鮭無しでは正月を迎えることはできないと言われるほどの縁起物です。

 

鮭の卵のいくらも、その見た目の鮮やかさから、おめでたい席ではよく出されます。

お雑煮に入れられる場合、いくらは加熱せずにのせることも多いですが、ここではさっと茹でてから乗せることも多いです。茹でたいくらはサーモンピンクのような、可愛い色になります。表面のプニプニした食感は、生のいくらとは違った味わいです。

 

新潟の食文化・ローカルフード

新潟県の郷土料理で有名なのは、のっぺい汁。

地域や家庭によって入れる具材もだしも様々ですが、サトイモを入れる家庭が多いようです。汁物としては珍しく、冷ましてから食べるという特徴があります。


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