鳥取
おだし:無し(小豆雑煮のため)
おもち:丸 煮る
レア度:★★
レシピ
二人分
エネルギー358kcal 食塩相当量 0.5g (一人当たり)
● 小豆 | 60g |
● 砂糖 | 60g |
● 塩 | 1g |
● 丸もち | 4個(120g) |
- ① 鍋に小豆(水に浸漬はしない)とひたひたの水を入れ、火にかける。沸騰したらお湯を捨て、さらに1~2度茹でこぼし、アクを取る。
- ② アクのとった小豆に三倍程度のお湯を加え、軟らかくなるまで弱火で小豆を煮る。
- ③ 柔らかくなったら湯で汁の量を好みの量に調節し、砂糖を3回に分けて加え、しばらく弱火で煮込む。
- ④ 仕上げに、塩で味を整える。
- ⑤ 別途、丸もちを軟らかくなるまで茹でてお椀に入れ、④をかける。
調理のポイント
④の際に、できれば一晩おいたほうが味が浸透します。塩は、甘みを引き立てるために加えます。お雑煮にまつわる豆知識
山間部ではみそやしょうゆベースの雑煮もありますが、鳥取県米子を含めた山陰の日本海沿岸地域では、このぜんざいやおしるこのような小豆雑煮を元旦の朝からお雑煮として食べます。
小豆雑煮
小豆雑煮の正確な由来は分かっていません。古来より、小豆の赤色に邪気を払う力があるとされていたので、ハレの日の食材として用いられてきました。
もともとは塩味の小豆汁に好みで砂糖を加えるという形でした。今でも一部地域ではそのように食べられていますが、甘くぜんざい状が主流となっています。
鳥取の食文化・ローカルフード
鳥取の冬の味覚といえば、なんと言っても「かに汁」。松葉ガニで有名な境港の漁師料理として作られたのが発祥とされています。
使う材料は、大根とみそ、そして松葉ガニのメス(セイコガニと呼ばれます)のみと実にシンプル。しかしながら、卵を含めたカニの旨みがたっぷりと大根に染み込み、素材そのものの濃厚な味を楽しめる料理です。
全国ご当地お雑煮歌留多一覧
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