香川
おだし:煮干し
おもち:丸(あんもち) 煮る
レア度:★★★
レシピ
二人分
エネルギー179kcal 食塩相当量 1.8g (一人当たり)
● いりこだし(煮干しだし) | 400ml |
● 金時人参(人参) | 40g |
● 大根 | 50g |
● サトイモ | 40g |
● あんもち | 4個(160g) |
● 白みそ | 50g |
● アオサ(青のり) | 1g |
- ① 金時人参と大根は輪切りに切る。サトイモは丸く皮をむいて下ゆでする。
- ② 煮干しだしで、金時人参、大根、サトイモを煮る。あんもちも柔らかくなるまで煮込む。
- ③ 白みそで味付けをする。
- ④ お椀に盛り付け、最後にアオサをのせる。
調理のポイント
あんもちを手作りする場合は、つきたてのもち20gで粒あん20gを包みます。片栗粉をまぶすと、作業がしやすくなります。
お雑煮にまつわる豆知識
白みそといりこだし(煮干しだし)の香川県のお雑煮。そこに、普通のもちでは無くあんもちが入ることで、絶妙な味わいとなります。
砂糖が贅沢品で規制されていた昔、和三盆の生産が盛んだった香川県の一部では、せめて正月くらいは甘味を楽しみたいと、小豆をあんこにしてこっそりお雑煮のもちにくるんで食べました。これがあん餅雑煮の始まりだといわれています。
いりこだし(煮干しだし)
カタクチイワシをゆでて干したもがいりこです。
香川県は全国でも有数のいりこの産地。主な漁場である香川の西讃部にある燧灘(ひうちだな)では、全長300mにも及ぶ大型の網を2隻でひき、船の間の網に群れを追い込み、漁がされています。
瀬戸内海の海で育ったイワシでつくられた香川のいりこは、濃厚でうま味が強いのが特徴です。本場の讃岐うどんのダシにも使われ、「いりこ飯」など家庭料理でも数多く登場します。
香川の食文化・ローカルフード
香川といったら、うどん。汁なしの麺に醤油だけをかける生醤油うどん、卵をからめる釜玉うどんなどがあります。
そして、観音寺市には、「あんもち雑煮うどん」というものがあるそうです。
このあんもち雑煮うどんのポイントは、何と言ってもあんもちを「焼く」ということ。パリッと焼き目がつくまで焼いた後に、うどんに乗せます。
おもちとうどんの食感の違いと味のコントラストで、一度に讃岐のうどんとあんもち雑煮の風味が楽しめます。
全国ご当地お雑煮歌留多一覧
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