全国ご当地お雑煮歌留多

京都

レア度 ★
ヘルシー さっぱり

レシピ

二人分
エネルギー139kcal 食塩相当量 1.6g (一人当たり)

● かつお・昆布ダシ 400g
● 白みそ 50g
● 丸もち 4個(120g)
● 金時人参 40g
● 大根 60g
● サトイモ 40g
● かつおぶし 1g
● 三つ葉 3g
  • ① 金時人参と大根は輪切りに切る。サトイモは丸く皮をむいて下ゆでする。
  • ② だし汁の中でサトイモ、金時人参、大根を煮る。丸もちも柔らかくなるまで煮込む。
  • ③ 白みそで調味する。
  • ④ お椀に盛り付け、最後に三つ葉とかつおぶしをのせる。

調理のポイント

白味噌は汁にとろみがつくまで加えます。

お雑煮にまつわる豆知識

京都の一般的なお雑煮は、こっくりと深い味わいの白みそ仕立て。その起源は、室町時代にまでさかのぼります。上流階級の公家たちは、甘いものをぜいたく品としており、白みそは大変重宝されました。
米麹をたっぷり使うので、米麹が醸すまったりとした甘みが際立っています。

金時人参とは・・・

金時人参の名前の由来は金太郎です。

金太郎は後に、鬼退治で知られる源頼光の四天王の一人、坂田金時となります。彼が赤ら顔だったことから、この鮮紅の色をした人参の名前に付けられたようです。

金時人参をお雑煮に使うときは大抵、どこもみな、「輪切り」です。
東北地方などは雑煮には「千切り」や「たんざく」にするところが多いのですが、関西では、家族円満を現わす、と縁起をかけて、人参や大根は輪切りにすることが多いです。

 

京都の食文化・ローカルフード

歴史深き京都らしく、お雑煮にも数々のしきたりや伝統があります。

まずは、お雑煮を作る時。八坂神社で焚かれた神火の『をけら火』持ち帰って、その火でかまどを焚き一年の無病息災を祈願します。

また、1月4日の鏡開きで壬生菜入りのお雑煮を食べる際、「名(菜)を上げる」ことから壬生菜をお箸で一度持ち上げてから食べ、「名(菜)を残す」ことからわざと少し残したりするそうです。


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