全国ご当地お雑煮歌留多

熊本

おだし:かつおぶし・昆布
おもち:丸 煮る
レア度:★★★

レシピ

二人分
エネルギー280kcal 食塩相当量 1.5g (一人当たり)

● かつお昆布だし 400ml
● しょうゆ 大さじ1(18g)
● 大根 小さじ1
● 人参 大さじ1
● ごぼう 少々
● 白菜 少々
● サトイモ 40g
● 鶏肉 40g
● 丸もち 4個(120g)
● こる豆(納豆) 60g
  • ① 野菜は洗って皮を剥く。大根と人参は輪切り、ごぼうは斜めの薄切り、白菜は食べやすい大きさに切り、いずれも下ゆでしておく。
  • ② 鍋にかつお昆布だしとサトイモを入れて温め、軟らかくなるまで煮る。
  • ③ ②に鶏肉を加え、醤油で味を整える。
  • ④ 別途、丸もちを軟らかくなるまで煮る。
  • ⑤ ④をお椀に盛り、①と③を盛る。別皿に納豆を用意する。

調理のポイント

⑤の際、納豆はお雑煮に入れず、別添えにします。
雑煮に乗せたり、食べる際にお雑煮から取り出したもちをつけたり、あるいは砂糖を加えるなどお好みで召し上がり下さい。

お雑煮にまつわる豆知識

熊本県のお雑煮は、かつお昆布だしまたはするめだしの、醤油仕立て。もっとも強烈な印象なのは、一部地域で食べられている納豆雑煮です。

熊本の納豆

一般に、納豆は東日本で多く食べられ、西日本ではあまり食べられないと言われます。しかし、実は熊本県は納豆の消費量が、西日本の中では群を抜いており、県内には大手納豆メーカーもあります。

このように納豆文化が定着した一説として、かつて熊本を支配していた加藤清正が、戦の際に馬に背負わせた豆が偶然発酵して納豆となったことを発見。部下たちにもその美味しさを広めたとも言われています。

また、熊本では、納豆を乾燥させて味付けして作られる「こるまめ」も人気。お茶うけやお酒のおつまみとしても食べられています。

 

熊本の食文化・ローカルフード

からしレンコン、馬刺しなど名物が沢山ある熊本県ですが、いきなり団子という郷土菓子も名物の1つです。現在はサツマイモの上に粒あんをのせ、甘味を増したものも多く作られています。

この一風変わった名前には「いきなり客が来てもすぐ作れるから」といった由来があるといわれています。


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