福岡
おだし:焼きあご
おもち:丸 煮る
レア度:★
レシピ
二人分
エネルギー288kcal 食塩相当量 1.9g (一人当たり)
● 焼きあご | 2尾 |
● 昆布 | 1枚 |
● 干ししいたけ | 2枚 |
● 水 | 400ml |
● 薄口しょうゆ | 大さじ1(18g) |
● 塩 | 少々 |
● カツオ菜 | 80g |
● 丸もち | 4個(120g) |
● ブリ切り身 | 2切れ |
● 焼き豆腐 | 40g |
● カマボコ | 20g |
- ① 焼きあごと昆布を、前日の夜から水につけて冷蔵庫の中に置き、だし汁をつくる。干しシイタケも水で戻す。
- ② ①のだし汁に、薄口しょうゆと塩を加えて、味を調える。
- ③ カツオ菜は別鍋で茹でておく。
- ④ 丸もちをだし汁の中に入れ、柔らかくなるまで煮込む。
- ⑤ ブリ、焼き豆腐と、①で戻したシイタケを加える。火が通ったら③とカマボコで盛り付ける。
調理のポイント
十分にだしを取るため、①で焼きあごと昆布は一晩水に浸けます。お雑煮にまつわる豆知識
博多のお雑煮には、「あごだし・かつお菜・ぶり」の3つは欠かせないと言われています。なかでも、「かつお菜」は、博多の方にとっては見ると正月を思うくらいポピュラーなお野菜ですが、他の地方ではなかなか見る機会がない食材です。
かつお菜とは・・・
高菜の仲間でもあり、大きさは40~50cmにもなるデッカイ葉っぱ。味は、灰汁があるため、ちょっと苦みがある大人な感じです。お浸しにすると淡泊であっさりしており、炒め物にもぴったりの野菜です。
名前の由来は色々言われており、煮るとお魚の「カツオ」のように旨味がでる、「勝男菜」として「勝つ」に通じるなど様々な説があります。
栄養的にも優れており、カルシウムの含有量がカブの葉っぱに並ぶぐらい高いと言われています。
福岡の食文化・ローカルフード
博多の冬場の屋台では、「水炊き」も名物の1つ。
調味料はほとんど使わず、ぶつ切りにした鶏肉を水から煮立て、肉や骨から出る旨味を生かして作られます。
通常鍋によく入れる白菜よりも、水分が少ないキャベツを入れた方が美味しいとも言われています。
全国ご当地お雑煮歌留多一覧
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