全国ご当地お雑煮歌留多

兵庫

おだし:アナゴ・昆布
おもち:丸 煮る
レア度:★★

レシピ

二人分
エネルギー216kcal 食塩相当量 2.2g (一人当たり)

● アナゴ 50g
● 昆布ダシ 400ml
● 薄口しょうゆ 大さじ1(18g)
● 丸もち 4個(120g)
● 大根 40g
● サトイモ 30g
● かまぼこ 20g
● 三つ葉 3g
● ゆずの皮 2g
  • ① アナゴは白焼きにする。
  • ② 大根は皮をむき輪切りに、サトイモは丸く皮をむく。
  • ③ 大根、サトイモを出汁で軟らかくなるまで煮る。アナゴも加えて煮て、醤油で味を整える。餅も温めて軟らかくする。
  • ④ ③を盛り、かまぼこ、三つ葉、ゆずの皮をのせる。

調理のポイント

アナゴはサッと煮るだけで、出汁が出ます。

お雑煮にまつわる豆知識

神戸は、すまし仕立てのお雑煮と白みそ仕立てのお雑煮が、混在しているエリアです。今回のレシピでは、すまし仕立てのメニューを掲載しています。

 

アナゴ

明石海峡で獲れるアナゴは、兵庫県南部の名物料理の1つ。

アナゴには、目の働きを助け、肌を健康に保つビタミンAが豊富に含まれています。他にも、ビタミンD、E、カルシウム、、ドコサヘキサエン酸(DHA)、エイコサペンタエン酸なども多く含まれていながら、脂質はウナギよりも少なく、ヘルシーで栄養価が高い魚です。

冬場に獲れるアナゴは脂が多く、また梅雨から夏にかけてのアナゴはさっぱりとした味を楽しめ、年間を通じて美味しくいただけます。

 

兵庫の食文化・ローカルフード

アナゴ以外の海産物に関して、日本海と瀬戸内海の両方に面する兵庫県は、北部ではズワイガニ、南部ではイカナゴなど、様々な海の幸が獲れる土地です。

 

山の幸で有名なのは、ボタン鍋。丹波篠山の冬の味覚を代表する鍋料理です。

イノシシの肉を野菜や山菜などと一緒に味噌仕立てのだしに山椒を加えて煮込みます。

大皿に並べられたイノシシの肉がボタンの花を思わせることから、この名がつけられました。


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