全国ご当地お雑煮歌留多

広島

おだし:牡蠣
おもち:丸 煮る
レア度:★★

レシピ

二人分
エネルギー175kcal 食塩相当量 2.0g (一人当たり)

● 昆布だし 400ml
● 醤油 大さじ1(18g)
● 丸もち 4個(120g)
● 牡蠣 4つ(40g)
● セリ 10g
● 大根 30g
● 人参 20g
  • ① 昆布だしを温め、醤油で味を調える。
  • ② 牡蠣は軽く湯通ししておく。
  • ③ 大根、人参は洗って皮をむく。大根はいちょう切り、人参は輪切りにする。
  • ④ セリは茹でて食べやすい長さに切る。
  • ⑤ ①に③を入れて温め、最後に②を加えて風味を出す。
  • ⑥ 別途、丸もちを煮る。
  • ⑦ ⑥をお椀に盛り、④⑤を加える。

調理のポイント

②で、牡蠣を湯通しさせる前に、片栗粉をまぶすと、ふっくらとした仕上がりになります。

お雑煮にまつわる豆知識

瀬戸内の海の幸に恵まれた広島のお雑煮には、沢山の海産物が使われることが多いです。そして、広島名物の牡蠣をふんだんに使ったお雑煮も、よく食べられています。

 

牡蠣

牡蠣は、「福をカキ寄せる」といわれたり、「賀喜(カキ)」という当て字を使ったりするなど、縁起がいいとされ、祝宴の席には欠かせない食材です。

栄養も優れており、疲労回復効果のあるグリコーゲン、肝機能を高めるタウリン、傷の回復力を高める亜鉛、貧血予防に役立つ鉄などが多く含まれています。

広島県内のかき養殖場は、風や波の影響を避け、河川からの栄養を吸収しやすい、広島湾内に集中しています。日本の牡蠣の半数以上が広島県産であると同時に、世界全体の生産ランキングでも日本は中国、韓国、アメリカに次ぐ牡蠣大国なのです。

 

 

広島の食文化・ローカルフード

広島を代表する冬の牡蠣料理といえば、土手鍋です。

鍋の内側にみそを塗り付け、牡蠣を、豆腐、野菜などと一緒に煮ます。土手のように塗ったみそを崩しながら、味の加減が自在にできるところが魅力の1つです。

 


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