福井
おだし:昆布
おもち:丸 煮る
レア度:★★
レシピ
二人分
エネルギー186kcal 食塩相当量 1.5g (一人当たり)
● かつお昆布だし | 400ml |
● 丸もち | 100g |
● 田舎みそ(麦みそ) | 大さじ1と1/3(24g) |
● 黒砂糖 | 10g |
- ① 鍋でかつお昆布だしを温め、田舎みそで味を調える。
- ② ①に丸もちを入れて、柔らかくなるまで煮る。
- ③ ②をお椀に盛り付け、黒砂糖をかける。
調理のポイント
③の際、砂糖の量は好みにあわせて調整します。白砂糖や三温糖を使うこともあります。お雑煮にまつわる豆知識
福井県のお雑煮は、丸もちを煮込むという西日本文化のお雑煮です。
白みその汁に丸もちを入れ、最後たっぷりの花かつおをかける、赤みその汁に丸もちとカブだけを入れる、などシンプルなのが特徴です。
黒砂糖のお雑煮
その中で、若狭地方の家庭では、黒砂糖をかけるという習慣があります。
黒砂糖は、お椀にもちと汁を入れた後、各人がそれぞれ好みの量の黒砂糖を入れて食べます。
江戸時代、北前船の港でもあった若狭は様々な食材が運ばれましたが、中でも黒砂糖は高級品でした。そこで、正月くらいは贅沢をしようと、黒砂糖が入れられるようになったと言われています。
福井の食文化・ローカルフード
砂糖を使った和菓子といったら水ようかん。一般的には、夏の食べ物という印象が強いかと思いますが、福井県では冬でも水ようかんを食べる家庭が多いです。
福井で作られた水ようかんには添加物が使われておらず日持ちがしないため、むしろ冬に水ようかんを食べる習慣になったそうです。
全国ご当地お雑煮歌留多一覧
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