富山
おだし:海老・昆布
おもち:角 焼く
レア度:★★
レシピ
二人分
エネルギー285kcal 食塩相当量 2.3g (一人当たり)
● 昆布だし | 400ml |
● 海老 | 90g |
● 濃口醤油 | 大さじ1(18g) |
● 角もち | 100g |
● ごぼう | 20g |
● 人参 | 20g |
● 厚揚げ | 30g |
● すり身 | 60g |
● かまぼこ(赤巻き) | 20g |
- ① 昆布だしを温めた鍋に、海老を入れてだしを取る。濃口しょうゆで味を付ける。
- ② 角もちを焼く。
- ③ ごぼうと人参はささがきにする。厚揚げは1cm角に切る。
- ④ ①に③を入れる。
- ⑤ すり身をスプーンで食べやすい大きさにし、④に入れる。
- ⑥ ②を椀に入れ、⑤を盛り付け、海老と薄く切ったかまぼこを飾る。
調理のポイント
①の際にだしを取った海老は、最後⑥で最後に椀に乗せますので、きれいに取っておきます。お雑煮にまつわる豆知識
富山のお雑煮は、海老、魚のすり身と具だくさんのお雑煮です。
特に、だしに丸ごと海老を使うのは、全国的にも珍しく、うまみが出て贅沢な味わいを楽しめます。
富山のかまぼこ
見た目も美しい様々な細工かまぼこが多く作られ、結婚式の引き出物では鯛のかまぼこが出されるなど、富山の文化にかまぼこは欠かせません。
また、他の地域のかまぼこと違い、板が無く、すり身をぐるぐる巻いて作られる巻きかまぼこが大半です。
お雑煮に入れる巻きかまぼこは、赤と白の渦巻き模様がきれいな「赤巻き」。昆布で巻いた黒と白の渦巻き模様のかまぼこもあり、これらを入れることで、見た目が色とりどりで豪華なお雑煮になります。
富山の食文化・ローカルフード
お雑煮に入れる海老は普通の海老ですが、富山と言ったら白エビも有名。
ホタルイカと並び「富山湾の宝石」とも称される白エビは、体長は1cm弱で、無色透明をしています。
料理の際は、一度にたくさんの白エビが使われ、生のを大量に乗せたお寿司の軍艦巻き、さっと揚げた天ぷらなどは絶品。そうめんなどの汁もののだしにも使われ、重宝されています。
全国ご当地お雑煮歌留多一覧
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