全国ご当地お雑煮歌留多

佐賀

おだし:スルメイカ・昆布
おもち:丸 煮る
レア度:★

レシピ

二人分
エネルギー223kcal 食塩相当量 1.8g (一人当たり)

● スルメイカ 10g
● 水 400ml
● 薄口しょうゆ 小さじ1(18g)
● レンコン 20g
● 人参 20g
● 白菜 60g
● 鶏肉 40g
● 丸もち 4個(120g)
  • ① スルメイカを刻み、水を張った鍋に長時間浸しておく。
  • ② ①を火にかける。沸騰し火を弱め一煮立ちしたらスルメイカを取り出し、ザルにキッチンペーパーなどを敷いて濾してだしをとる。
  • ③ 野菜を洗い、皮をむく。レンコンは輪切り、人参は半月切り、白菜は食べやすい大きさに切り、別途、下茹でする。
  • ④ 鍋に②と鶏肉を入れ温め、薄口しょうゆで味を調える。
  • ⑤ 別途、丸もちを柔らかくなるまで煮る。
  • ⑤ ⑤をお椀に盛り、③と④と、②で濾した後のスルメイカを盛る。

調理のポイント

①の際、スルメイカは前日より、一晩は水につけておくと十分だしが取れます。

お雑煮にまつわる豆知識

佐賀のお雑煮は、スルメイカでだしをとり、レンコンをはじめ色々な野菜が入っています。そして、実は、佐賀県は北海道についで全国第二位のもち米の生産地なんです。

 

佐賀のもち

九州一の米どころでもある佐賀県。炊いても固くならず、もちもちした食感が抜群の品種「ひよくもち」(九州の肥沃な土地であることから命名)を多く生産しています。ひよくもちで作ったもちは、しっかりとした歯ざわりがあるだけでなく、甘みもあり、大変美味です。

また佐賀のもちは生活にも密着しています。子供の1歳の誕生日には、もち踏み(一升のもちを踏ませて立たせることで、一生食べ物に困らないことやしっかりと地に足をついて歩けることを願う行事)が行われ、一部地方ではめでたい席での行事としてすすりもち(つきたてで水気が多いもちを、太い一本の棒状にして、噛まずに吸い込みながら、喉を通していく)が行われます。

 

佐賀の食文化・ローカルフード

現在は唐津市にある呼子町は、古くから港町として栄えてきました。名物の呼子の朝市では、玄界灘で採れた様々な魚介類が売られていますが、なかでも絶品なのイカ。

新鮮なイカを活け造りにして、やや甘めの刺身醤油をつけて味わいます。


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