全国ご当地お雑煮歌留多

宮崎

おだし:干ししいたけ
おもち:丸 煮る
レア度:★

レシピ

二人分
エネルギー179kcal 食塩相当量 1.7g (一人当たり)

● 水 400g
● しょうゆ 大さじ1(18g)
● 干ししいたけ 2つ
● サトイモ 30g
● 豆もやし 40g
● 白菜 50g
● 丸もち 4個(120g)
● ゆずの皮 4g
● 三つ葉 3g
  • ① 干ししいたけをキッチンペーパーで拭き、ゴミやほこりを落とす。水に浸け、ラップで多い冷蔵庫で一晩置いた後、ペーパータオルなどで漉す。
  • ② サトイモは洗って皮をむく。豆もやしは下ゆでする。白菜は食べやすい大きさに切って下ゆでしておく。
  • ③ ①を鍋に入れて火にかける。サトイモを入れ、軟らかくなるまで煮て、醤油で味を整える。
  • ④ 別途、丸もちを軟らかくなるまで煮る。
  • ⑤ ④をお椀に盛り、③と豆もやしと白菜を盛り、ゆずの皮と三つ葉を散らす。

調理のポイント

②や⑤の際、豆もやしは長いですが、「長寿」の願いが込められているので、切らずに曲げて入れるようにします。

お雑煮にまつわる豆知識

宮崎のお雑煮は、干ししいたけでだしを取るものが多いです。具材には、芽の長い豆もやしが入っているのも特徴です。

 

長い豆もやし

「まめに働けるように」「長生きできるように」という願いを込めて、芽の長い豆もやしが入れられています。特に入れられるのは、水前寺もやしです。

水前寺もやしは、江戸時代から盛んに栽培されていましたが、現在は熊本市出水の上江津湖にある芭蕉園内の湧水地で主に栽培されています。

成長した水前寺もやしは、普通のもやしの4、5倍はある、35㎝の長さにまで育ちます。

 

宮崎の食文化・ローカルフード

昔から食べられている家庭料理に冷や汁があります。

アジ、イワシなどの身を焼いてごま、味噌を加えてすり鉢でよく擦ります。それをオーブンなどで焦げ目がつくくらいに焼き、冷やしておいただし汁を加えます。そこに豆腐、キュウリ、青ジソなどの薬味を加え、熱いご飯にかけて食べます。

夏バテ防止に最適の料理です。


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