全国ご当地お雑煮歌留多

青森

おだし:くじら
おもち:角 焼く
レア度:★★★

レシピ

二人分
エネルギー296kcal 食塩相当量 1.7g (一人当たり)

● くじら出汁 400ml
● 濃口しょうゆ 大さじ1(18g)
● ごぼう 20g
● 人参 20g
● せり 30g
● くじらの塩漬け 40g
● 角もち 100g
  • ① 鍋にくじら出汁を入れて温め、濃口しょうゆで味を調える。
  •  

    ② ごぼう、人参はささがきにし、ごぼうは水にさらす。せりはさっとゆでておく。

  • ③ クジラの塩漬けは、お湯をかけて塩を流す。別途、鍋でから炒りし、②も入れて炒める。
  • ④ ①の鍋に③を入れて温める。
  • ⑤ 角もちを焼き、④とともにお椀に入れる。

調理のポイント

③の際、クジラは塩を流すためにお湯をさっとかけます。クジラは脂身が多いため、こってりとした汁に仕上がります。

お雑煮にまつわる豆知識

東北のお雑煮は、けんちん汁風が多いです。

その中でも、青森県の八戸市一部の地域では、くじらの入ったくじら雑煮が食べられています。

 

雑煮とくじら

八戸市には昔、捕鯨基地があったため、このようなお雑煮が食べられているそうです。同様に、捕鯨基地のあった長崎県や山口県でも、くじらを使ったお雑煮を食べることも。

八戸のくじら雑煮は、大根・にんじん・ごぼうなどの具材を入れたすまし汁に焼いた角もちを入れて、最後に脂の乗ったくじらの皮を乗せられています。

 

青森の食文化・ローカルフード

青森の郷土料理には、せんべい汁があります。

せんべい汁は、醤油ベースの汁の中に野菜や肉を入れ、「南部せんべい」というせんべいを入れた料理です。

せんべいと言うと一般的にはお米から作られていますが、南部せんべいは小麦粉から作られています。そのため一般的なせんべいとは一風変わった味わいです。


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