全国ご当地お雑煮歌留多

秋田

おだし:ふぐ
おもち:角 焼く
レア度:★★

レシピ

二人分
エネルギー140kcal 食塩相当量 2.0g (一人当たり)

● ふぐ昆布だし 400ml
● 濃口しょうゆ 大さじ1(18g)
● 角もち 100g
● ねぎ 20g
● ごぼう 20g
● 乾燥わかめ 3g
  • ① ふぐ昆布だしを鍋で温める。
  • ② ねぎ、ごぼうを切る。乾燥わかめは水で戻しておく。
  • ③ ①の中に、切ったねぎ、ごぼうを入れる。
  • ④ 角もちを焼き、③の中に入れる。
  • ⑤ お椀に盛り付け、わかめを飾る。

調理のポイント

ふぐのだしは、市販のものを使うと手軽に作ることができます。

お雑煮にまつわる豆知識

秋田県はふぐが獲れる北限であり、東日本ではふぐの産地としても知られています。特に秋田沖の冷たい海で育ったふぐは、特に身が引き締まっていてとても美味。

お雑煮にも、昆布だしに加えて、ふぐのだしが使われています。

 

ふぐのだし

ふぐでだしをとるときは、粗(アラ)の部分を使うことが多いです。粗は、魚をおろして身を取ったあとに、頭や骨に残った肉のこと。特に皮、骨の周辺部にはコラーゲンを多く含むゼラチンがあり、美容と健康に最適ともいわれています。

現在では、ふぐのだしは顆粒タイプのものも売られているため、手軽に楽しむことができます。

 

秋田の食文化・ローカルフード

秋田の冬の味覚といえば、しょっつる汁が有名です。

しょっつるとは、ハタハタの塩漬けにして上澄みの汁をとり、熟成させてつくる魚醤の一種。普段は深海に住むハタハタは、冬になると産卵のため沿岸に大挙して押し寄せます。生で食べきれなかった分を原料として、当時高価であった醤油の代用として、しょっつるは作られたと言われています。

ハタハタ自体が淡白な白身魚なので、上品な味が楽しめるのがしょっつるの特徴。味にコクと深みがあり、素材の良さをひきたてる調味料です。


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